『楽器(ドブロ)編』
今回は『楽器(ドブロ)編』です。
しかし、いざ書こうとすると何から書いていいやら、何を書いていいやら分からなくなります(笑)。
マイナーなブルーグラスという音楽ですからね〜。
まあ、思いつくまま書いてみます。
まずはここからでしょう。
「ドブロとは?」
これに関しては私より詳しい方が説明されてました[HP]
これが正しいと思われます。
ドブロは基本的にはギターです。
しかしトップ材で鳴らす通常のギターとは違い、ドブロの場合はリゾネーターで鳴らします。
「リゾネーターとは?」
リゾネーターとは共鳴板のことです。
トップページのこの画像で見てみると、金属のビスケット型から下のタンバリンの様な木の部分までで鳴らします。
この蜘蛛の巣のようなものがブリッジで「スパイダーブリッジ」と呼ばれてます。
この機構により音をリゾネーターに均等に伝えます。
14と刻印されている物が良いとされています。
その下にあるのが「コーン」です。
この薄いアルミ製の部分が音に与える影響は非常に大きいです。
ギターでいうトップ材のようなものでしょうか?
「クォーターマン」というメーカーのものが良いとされています。
ナショナル(電化製品のメーカーとは別の)というメーカーでは、小振りの「コーン」が3つ付いた「トライコーン」の物も存在しています。
そしてその下にあるタンバリンの様な部分。
これを「サウンドウェル」と呼びます。
伝統的な造りではこの「サウンドウェル」を採用してますが、最近のドブロ(「シアホーン」など)では「サウンドポスト」と呼ばれるものが数カ所に設置され、ネック側にもう1つの共鳴板(アルミ又はプラスチック)が設置されています。
『シアホーン』とは?
Tim Scheerhorn氏が作るドブロです。
ジェリー・ダグラスなどが使うようになり、現在ドブロプレイヤーの中で絶大な支持を得ているドブロです。
注文から受け取りまでに1,000日を要します。
見て下さい!この美しさ!私もいつか欲しいです(笑)。
ドブロの演奏ではこういったスライドバーや、フィンガーピック、サムピックを使います。
素材、固さ、形などの好みは人それぞれです。
カポも色々な物が存在します。
ギターの様に弦をネックに押し付ける様な物では無く、弦を直接挟みます。
カポした部分にずっとバーを添えている様なイメージです。
弦は基本的にはミドルゲージを使用するようですが、1弦がちょっと太いです。
ギターでは.013の所を.016くらいです。
ドブロ用のセットもいくつものメーカーから発売されています。
ふぅ〜、ドブロに関してはこんな所でしょうか?(笑)
まだ2年にも満たない知識ですので、間違ってれば指摘お願いします。
次は他の楽器編もやってみましょう。
それこそ間違いだらけかもしれませんが・・・・(笑)。
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コメント
すごい !
なかなかここまでは記事を書けん !
>「サウンドポスト」と呼ばれるものが数カ所に設置され、ネック側にもう1つの共鳴板(アルミ又はプラスチック)が設置されています。
永いことドブロ弾いてるけど、中身ははじめて見たね !
まぁー、古いものには、古い物の良さもあるけどね。
投稿: Lonesomedobro | 2007年8月 9日 (木) 03時39分
間違えてないですかね〜?
サウンドポストとサウンドウェルで結構音が違うみたいですね〜。
そういや去年の大分フェスでシアホーン弾かさせてもらったんでした・・・・少しでも知識があったら・・・・(笑)。
投稿: しまっち | 2007年8月 9日 (木) 04時19分